2020年アメリカ大統領選挙を仮想通貨で予測する「トランプ先物」
トランプの当選確率を仮想通貨で予測
2020年はアメリカ大統領選挙の年ですね。11月の選挙まであと僅か。アメリカの大統領が誰になるのかは、世界経済にも影響を与えるという事実は2016年のトランプ当選時に嫌になる程思い知らされたので、今から誰が大統領になるのかを仮想通貨で予測したいと思います。

バイナンス出資のデリバティブ取引所FTXは、2020年米大統領選の結果予測を収益化できる先物取引を開始した。
今回新たに追加された商品は「TRUMP-2020(TRUMP)」。トランプ大統領が再選すれば1契約につき1ドル、他の候補者が当選すれば0ドルになるという仕組みだ。
「TRUMP」の1契約の価格は、トランプ大統領が再選する可能性に連動する。例えば、再選の確率が50%だと予想した場合は、0.50ドルでの取引になる。
https://coinpost.jp/?p=131830
トランプの当選確率を仮想通貨で予測しようとする試みは大変面白いと思いましたし、この価格推移を見れば現状はどうなっているのか、というのが簡単に分かるのが大変有り難いと思います。
7月2日の時点ではトランプ当選確率は?
実際、現状のトランプ大統領は黒人差別解消運動などの影響で苦戦と伝えられていましたが、現状は以下のごとく、0.402(40.2%の当選確率)となっておりかなり悪いものです。

7月2日時点でバイデンの当選確率は……
一方でバイデン候補といえば、現状0.582(58.2%の当選確率)とかなり高いものです。しかもじり高トレンドを形成しつつあり、現状で選挙をすればかなり高い確率でバイデン大統領が誕生する可能性が高いと言えます。

今後のアメリカ経済と株価にも影響される
現状では、トランプ大統領はかなり苦戦すると予想されますが、株価の上下にも大統領選挙は左右されます。今後、現職の強みを活かし、前代未聞の経済対策や株価のてこ入れ策を実施する可能性があります。苦戦すればするほど、そういう政策が打ち出される可能性があることも視野に入れて、今後の投資を考える必要があるのかもしれません。
株価は「選挙」が嫌い
不透明要因を株は嫌います。選挙の季節になると、どうしても不透明さが増すので、株価は上がりづらくなります。今後が見通せないことが投資家の不安心理を増幅させ、リスクオンの姿勢を取りづらいのです。
つまり秋の大統領選挙や、日本でも秋頃に噂されている衆議院解散説などが今後の日米株価の上値を重たくさせる可能性があります。これは今後、頭に入れておく必要がありますね。

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